「RSIやダイバージェンスって聞いたことあるけど、どういうものか知らないな。」
「RSIやダイバージェンスを使って、FXで勝てるものなの?」
あなたはこのような悩みを持ってはいませんか?
結論、RSIやダイバージェンスについて理解しておくと、FXで勝ち組トレーダーの仲間入りができるかもしれません。
そのくらい、RSIやダイバージェンスはFXにおいて重要な知識です。
本記事では、RSIやダイバージェンスが何かという基本からRSIの効果的な使い方を実際のチャートを使って解説していきます。
本記事を読めば、実際の相場で使える知識を身に付けることができ、トレードの勝率をアップさせることが可能です。
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1.RSIって一体なに?
RSIとは、相体力指数(Relative Strength Index)の略で、相場での買われすぎや売られすぎを示す指標です。
RSIは以下のような計算式で求めることができます。
ある期間を設定しますが、相場で一般的に使われているRSIの設定期間は14日間なので、それを使うようにしましょう。
実際には計算式を知らなくても、使い方さえわかれば大丈夫なので、計算式を覚えたりする必要はありません。
2.RSIとダイバージェンス
RSIの基本的な概要について解説しましたが、実際の相場ではどのように使うのが正しいのでしょうか。
ここでは、RSIの見方と効果的な使い方について解説していきます。
実は、RSIはダイバージェンスを見ながら使うと、相場での勝率アップが可能です。
くれぐれも間違った使い方をしないよう、必ずチェックしてくださいね。
RSIの見方
主に、RSIが70%以上のときには買われすぎ、逆に30%以下では売られすぎという見方をしていきます。
実際、トレーダーがRSIの数値を根拠にしてトレードしていることは多いです。
特に、RSIが80%以上の状態では売りのトレンド転換、20%以下の状態では買いのトレンド転換が起こる確率が高くなります。
RSIの間違った使い方
「RSIは70%で買われすぎ、30%で売られすぎ」ということだけを覚えておくと、間違った使い方をする可能性があります。
RSIの間違った使い方とは、RSIの数値だけを根拠にトレードすることです。
この間違った使い方でトレードをしていると、大きな損失を出してしまう可能性が高くなります。
例え、RSIが70%以上になっていたとしても、買いのトレンドは継続するかもしれません。
買いの上昇後、一時的に買いは一服しますが、その調整後さらに大きな買いの流れが来ることはしばしばあります。
そのため、「今、RSIが80%だから売りエントリーしておこう。」といったトレードでは、その後の買いの流れに巻き込まれるかもしれません。
実際の相場では、下画像のようにRSIが買われすぎ・売られすぎの水準になっても、反発しないことがあります。
RSIの数値だけを見てエントリーするのは、間違った使い方なので、注意しましょう。
RSIの正しい使い方:ダイバージェンスを利用
では、RSIの正しい使い方は一体何なのでしょうか。
それは、RSIのダイバージェンスを利用することです。
ダイバージェンス(Divergence)とは為替レートとRSIの動きが逆行することを指します。
例えば、為替レートでは上昇トレンドなのに、RSIは下降トレンドになっているときがありますよね。
このように為替レートとRSIが逆行しているとき、ダイバージェンスが発生していると言えます。
ダイバージェンスを分析することで、トレンドがこのまま継続するのか、トレンドがそろそろ転換するのかを予測することが可能です。
RSIのダイバージェンスを効果的に使えば、FXで有利に戦うことができます。
ダイバージェンスの詳しい使い方は以下で解説していきますよ。
3.ダイバージェンスには2種類ある
RSIのダイバージェンスをうまく使うには、2種類のダイバージェンスについて知る必要があります。
これら2種類のダイバージェンスを理解すれば、相場でさらなる利益を出すことができるようになりますよ。
タイプ1.トレンド転換を示唆するダイバージェンス
1つ目は、トレンド転換を示唆するダイバージェンスです。
なぜ、RSIのダイバージェンスが出たら、トレンドが転換する可能性があるのでしょうか。
RSIは相場の買われすぎや売られすぎを表しています。
そのため、RSIの上昇度合いが鈍くなることは、買われる勢いが徐々に弱くなってきているということです。
実際の相場では、為替レートがじわじわ上昇しているにも関わらず、RSIが下降しているダイバージェンスが発生していることが少なくなりません。
つまり、ダイバージェンスが発生しているときはトレンドが一服し、転換する可能性が高いです。
ダイバージェンスを利用すれば、トレンド転換の始まりをとらえることができるので、大きな利益を狙いやすくなります。
タイプ2.トレンド継続を示唆するダイバージェンス
2つ目は、トレンド継続を示唆するダイバージェンスです。
ダイバージェンスはトレンド転換ポイントだけではなく、トレンドが継続するかどうかも予測することができます。
上昇トレンド継続の場合を考えてみましょう。
上昇トレンドでは、押し目と呼ばれる調整の下落が入ります。
押し目が切りあがっていくのが上昇トレンドのサインです。
しかし、下画像のように上昇トレンドの押し目が切りあがっているにも関わらず、RSIの押し目は切り下がっています。
このようなダイバージェンスが発生した場合、上昇トレンドが継続する可能性が高いです。
4.RSIのダイバージェンスを使ったトレード例
2種類のダイバージェンスについて解説しました。
それでは、実際にRSIのダイバージェンスを使うと、どのようなトレードができるのかを見ていきましょう。
トレンド転換・トレンド継続どちらのタイプのダイバージェンスも実際のチャートと合わせて解説していきますよ。
例1.トレンド転換のダイバージェンスを使って売りエントリー
トレンド転換のダイバージェンスを使った実際のトレード手法を解説していきます。
下画像の白いラインのようにダイバージェンスが発生している場合を考えていきましょう。
ダイバージェンス発生というだけでは、根拠として弱いので、ピンク色の100日移動平均線を下に抜いたタイミングでエントリーをしていきます。
トレンド転換しそうなときに100日移動平均線を下抜くという材料も合わさり、よりエントリー根拠としては優位性のあるトレードと言えるでしょう。
実際、黄色いゾーン付近で売りエントリーで入った場合、最大で約4000pipsの利益を得ることができます。
例2.トレンド継続のダイバージェンスを使って買いエントリー
トレンド継続のダイバージェンスを使った実際のトレード手法を解説していきます。
こちらも同様に白いラインのようなダイバージェンスが発生している場合を考えていきましょう。
こちらの例でも、ダイバージェンスと100日移動平均線を使ってトレード手法を考えていきます。
トレンド継続のダイバージェンスが出ているにも関わらず、100日移動平均線を下抜いてきました。
しかし、その後100日移動平均線を上抜け、まだ上昇トレンドが続くと考えられるタイミングで買いエントリーで入っていきます。
100日移動平均線の下支えとダイバージェンスを組み合わせることで、優位性の高いトレードをすることが可能です。
実際、黄色いゾーンで買いエントリーすることができると、最大で約2000pipsの利益が期待されます。
5.RSIのダイバージェンスを使う際の注意点
RSIのダイバージェンスを使えば、FXで利益を残せるようになることは予想できるでしょう。
しかし、実際の相場では思った通りにトレードすることが非常に難しいです。
そこで、RSIのダイバージェンスを使う際の注意点を2つ解説します。
これら2つの注意点さえ押さえておけば、「RSIを使ったのに大損失を出してしまった」という事故は無くなりますよ。
注意1.トレンド転換やトレンド継続が必ず起こるわけではない!
為替レートとRSIの間でダイバージェンスが発生しているからといって、必ずトレンド転換やトレンド継続が起こるというわけではありません。
トレンド転換を示唆するダイバージェンスが起きていても、上昇トレンドが継続することもあります。
特に、FX初心者の人は売りでエントリーし、その後さらに相場が上昇し、大損失をだしてしまうことがあるので注意しなければなりません。
ダイバージェンスに限らず、100%勝てる手法などは存在しないので、きちんとリスク管理をしておく必要があります。
注意2.RSIのダイバージェンスだけを根拠にエントリーは危険!
RSIのダイバージェンスが発生しているということだけを根拠にエントリーするのはやめた方が良いです。
特にFX初心者の人は、「ダイバージェンスが起きているからエントリーしてみよう」といった気持ちになるでしょう。
しかし、そのようなときに限って相場はあなたを裏切ってきます。
運が悪いと、一発で再起不能の大損失を負ってしまうということにもなりかねません。
相場でダイバージェンスを有効に使うためには、他のテクニカル指標を合わせて使うと良いでしょう。
例えば、前述したトレード例の1つ目のように、RSIのダイバージェンスが発生している状況で、移動平均線を下抜けたときにエントリーすると、実際にトレードで勝つことが可能です。
まとめ
RSI、ダイバージェンスとは何かという基本事項から、実際の相場での効果的な使い方まで解説しました。
RSIのダイバージェンスは相場では有効な手法の1つとして有名ですが、実際に使うときには注意すべきこともあります。
「ダイバージェンスだからエントリー」という短絡的な思考ではなく、他のテクニカル指標も合わせて、複合的な思考でトレードに臨むようにしましょう。