ここでは初心者でも簡単に理解できるように、転換を捉えるMT4インジケーター「デイリーピボットポイント」をご紹介します。
ポジションのエントリーとイグジットのタイミングを捉えたり、またストップロスやリミットのオーダーを置く水準を決めるのに有用なインジケーターの一つです。
ここではデイリーピボットポイントの概要と、このインジケーターを用いた戦略や使用方法を紹介します。
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1.デイリーピボットポイントとは?
デイリーピボットポイントMT4インジケーターは、従来のピボットポイントを改良したもので、市場で最も重要な支持・抵抗レベルを判断するために使用されます。
もちろん、重要な支持線や抵抗線が何であるかはご存知だと思いますが、重要なピボットレベルを知っていれば、ポジションのエントリーとイグジットのタイミングがわかります。
ブレイクアウト戦略やリバーサル戦略では、重要なサポートとレジスタンスのレベルを正しく認識することが重要です。
デイリーピボットポイントは、前日の高値、安値、終値をもとに数学的に計算された価格水準です。
メインポイント(PP)は、他のすべてのピボットポイントが計算される際の中心となるポイントです。
価格が中央のピボットポイントの上で取引されている場合、これは強気のシグナルと考えられます。
価格が中央のピボットポイントの下で取引されている場合は、弱気のシグナルと考えられます。
デイリーピボットポイントMT4は、黄色の実線で表示される中央のピボットポイントの他に、6つの異なる支持・抵抗レベルを表示します。
さらに、価格の動きに合わせて変化するダイナミックピボット(青線)もあり、市場の強いトレンドを見極めるのに最適なツールとなります。
ダイナミックピボットは、プライスアクションと連動して進化するように設計された堅牢な移動平均線です。
ダイナミック・ピボットは、買い圧力や売り圧力、青い線と価格の距離で定義されるボラティリティー、あるいはトレンドが買われすぎや売られすぎの状態にあるかどうかを測定する指標としても機能します。
2.デイリーピボットポイントの設定方法
デイリーピボットポイントMT4インジケーターには3つの主要な変数がありますのでここからその3つの変数について紹介します。
(a)ExtFormula
最初の変数は「ExtFormula」です。「ExtFormula」には2つのオプションがあります。
・0は1つのダイナミックピボットのみを表示します。
・1は2つのダイナミックピボットが表示され、ほとんどの場合、価格を含むチャネルを形成します。
(b)ExtHowManyDays
2つ目の変数 「ExtHowManyDays」です。「ExtHowManyDays 」は、ピボットポイントを計算する際に考慮する日数を表しています。
デフォルトでは30日に設定されており、これは1ヶ月分の取引データに相当します。
(c)ExtDraw
3つ目の変数 「ExtDraw」です。「ExtDraw」では、trueを選択した場合、ダイナミックピボット(青い線)を表示します。
3.デイリーピボットポイントの戦略と売買ルールの紹介
熟練したトレーダーであれば、日足のピボットポイントMT4インジケーターのみに基づいて取引することができます。
このインジケーターは、複数のサポートとレジスタンスのレベルを提供するだけでなく、市場の方向性を判断する方法や、ストップロスのオーダーを置く水準を設定する目安も教えてくれます。
デイリーピボットポイント戦略を使用することは非常に有用です。
早速ですが、デイリーピボットポイント戦略の買いと売りのルールの一例をご紹介します。
買いシグナル:中央のピボットポイントの上で取引されている場合、実線の下にある2番目のピボットの5ピップ下にストップロスを使用して、中央のピボットの最初の転換で買います。
中央のピボットの上の最後のピボットレベルで利益を取ります。ストップロスは2番目のピボットの5ピップ下に設定します。
売りシグナル。実線(中央のPP)の下で取引されている場合、実線の上にある2つ目のピボットの5ピップ上に保護用のストップロスを使用して、中央のピボットの最初の転換で売ります。
利益確定は中央のPPの下の最後のピボットレベルで行います。ストップロスは2番目のピボットの5ピップ上に設定します。
このMT4インジケーターはすべてのタイムフレームで使用することができますが、時間枠が短ければ短いほど、変動が大きくなり、小さな損失が発生して、ポートフォリオをすぐに食べてしまう可能性があります。
より良い一貫性のためには、4Hのような高い時間枠を使用することをお勧めします。
まとめ
ここではデイリーピボットポイントの概要と、このインジケーターを用いた戦略や使用方法を紹介させて頂きました。
ポジションのエントリーとイグジットの、またストップロスやリミットのオーダーを置く水準を決めるのに有用なインジケーターの一つですので、是非ご自身のトレードに取りれいて頂きたいと思います。
最後になりますが、新しい戦略を導入する際には、実際の資金を投入する前に、必ず良いデモチャートでテストするようにしてください。