トレーディングは新しいコンセプトではなく、確実に人気が高まっており、実際の取引残高もここ数年でかなり増加しています。
この記事では、これからFX取引を始めたいという方にもわかるように、XMでのMT4の使い方を解説します。具体的にはポジションを持ってから、実際に決済するまでの取引を一気通貫で解説します。
この新しいトレーディングブームの波に乗り、着実に自己資金を増やすことは、人生を豊かにすること間違いなしです。
この記事を読んで、取引の方法がわかれば、あとはその取引を何度も実施するだけですので、まずは1取引をどう行うのかマスターしてみましょう。
この記事では実際の取引方法については説明しますが、どういうときに取引すべきかといった取引戦略については解説しませんので、取引戦略が知りたい方はまた別の記事をご覧ください。
では早速ですが、解説をはじめたいと思います。
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1.MT4とその機能について
MT4プラットフォームの下部にある「ターミナル」モジュールでは、すべての取引活動、保留中の注文、取引口座の履歴、キャッシュオペレーション、全体のバランスと自己資金をモニターし、管理することができます。
この「ターミナル」は、あなたの取引の中心となるものですから、その仕組みを詳しく見てみましょう。
「ターミナル」の使い方をよく理解することで、長期的なトレードを成功させることができます。
2.新規取引を行う方法(エントリーする方法)
まず最初にチャートを右クリックし、「取引」をクリック→「新規注文」を選択します。
MT4で注文したい通貨をダブルクリックします。注文ウィンドウが表示されます。
その際、取引したい通貨組み合わせがシンボルボックスに表示されていることを確認します。
次にポジションのサイズを決定する必要があります。矢印をクリックしてドロップダウンボックスのリストされたオプションからボリュームを選択するか、ボリュームボックスを左クリックして必要な値を入力します。
デモ口座であれば気にする必要はありませんが、このボリュームは最初はできる限り小さい値で行ってください。
これによって自分の資金がどの程度リスクにされされるかが決まります。
つまりどの程度の利益または損失になるのかが決まる為、自己資金に直接影響することを忘れないでください。
マイクロアカウントとスタンダードの違いは以下の通りです。
- マイクロアカウント:1ロット= 1,000ユニット
- スタンダード:1ロット= 100,000ユニット
タイプについてはデフォルトで市場執行に設定されています。
市場執行とは、現在の市場価格で注文を執行するモデルです。
オーダーは、取引を開始する価格を現在の価格ではなく、別の価格に設定する際に使用します。
最後に、注文タイプを決定する必要があります。注文タイプにて売り注文か買い注文のどちらかを選択できます。
皆さんの馴染のあるUSDJPYの場合、買いでエントリーした場合、上がると利益、下がると損失になります。
逆に売りでエントリーした場合は、下がると利益、上がると損失になります。
ここで非常に重要なポイントですが、全く同じタイミングであっても、買うときと売るときでは価格が異なります。
その際の売るときの価格をビッド価格といい、買うときの価格をアスク価格といいます。
この価格の違いはいわゆる手数料だと考えてください。つまり自分にとって少し不利な価格が自分がエントリーする際の価格になります。
自分が買うときの価格がどっちか悩んだときは、高い価格が自分が買う価格になります。逆に自分が売るときは低い価格となります。
取引に慣れるまでは少し考える必要がありますが、慣れてくれば見た瞬間にわかるようになります。
3.ポジションをクローズする方法
最初の「取引」タブには、未決済および保留中のポジションの詳細がすべて表示されます。
現在保持しているポジションをクリックして、決済をクリックすれば決済され、そこでポジションをクローズしたことになります。
その際のそれぞれの画面の説明は以下の通りです。
- 注文:トレードについて質問があるときに参考になる、トレードの固有のティッカー番号。
- 時間:このポジションをオープンした時間です。
- タイプ:注文のタイプがここに表示されます。「買い」はロングポジションを、「売り」はショートポジションを表します。
- サイズ:ロットの数。
- シンボル:取引されている通貨ペアの名前。
- 価格:○○ドル、ポジションをオープンしたときの価格。
- SL/TP:ストップロスとテイクプロフィットのレベルを設定した場合。
- 価格:市場価格で、始値と混同しないように。
- 手数料:ポジションを開くためのコスト。
- スワップ:スワップポイントをチャージしたり、追加したりしました。
- 利益/損失:現在のポジションの利益/損失です。
ページの下部には、お客様の取引口座全体の概要が表示されます。
- 残高:ポジションを建てる前に、口座にどれだけの資金があるか。
- エクイティ:お客様の口座の価値に、オープンポジションの利益/損失を加えたもの。
- 証拠金(margin):オープンポジションを確保するために確保した資金。
- 残証拠金(free margin): お客様の口座の純資産と、オープンポジションをカバーするために確保した証拠金との差額。これにより、新たな取引を行うための利用可能な資金量がわかります。
- 証拠金レベル:MT4プラットフォームに内蔵された安全ブレーキである、証拠金に対する自己資本の割合。
証拠金については、50%と100%という2つの重要なレベルがあります。
口座の証拠金レベルが100%に達した場合、未決済のポジションを閉じることはできますが、新たなポジションを建てることはできません。
証拠金レベル(マージンレベル)= (エクイティ(自己資金)/ マージン(証拠金)) x 100
XMではお客様の証拠金クローズレベルを50%に設定しており、お客様の証拠金レベルがこのレベルを下回った場合、プラットフォームは自動的に負けたポジションをクローズします。
これは、お客様の口座資金を保護し、損失が拡大するのを防ぐためのロスカット(安全措置)です。
まとめ
この記事では、これからFX取引を始めたいという方にもわかるように、XMでのMT4の使い方(ポジションを持ってから、実際に決済するまでの一連の取引の流れ)を初心者でもわかりやすく紹介させて頂きました。
最後になりますが、初心者にとって実際に取引を行うことは大きな挑戦になりますので、まずはデモ口座での取引をお勧めします。
新しい戦略を導入する際には、様々な取引戦略についても解説していますので、是非、別の取引戦略についての記事を見て、取引戦略を学んでから実際の資金を投入して取引を行ってください。