この記事では、MetaTrader4またはMetaTrader5取引ターミナルのサブウィンドウで、2つ以上のインジケータを相互に配置する方法を紹介します。
1つのサブウィンドウ上で複数のインジケーターを表示させることで、チャートがすっきりし、見やすくなりトレード自体にストレスを感じることが少なくなります。
加えて複数のインジケーターを使用することはトレード戦略上も重要で、特に短い時間軸でのスキャルピングに適したツールだと思います。
では早速、複数インジケーターを一つのサブウィンドウに表示する方法やなぜ複数のインジケーターを使用することが良いのか解説していきます。
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1.複数のインジケーターをサブウィンドウに重ねて表示する方法
実験的に、RSIインディケータをチャート上にドラッグしてみて、そこにボリンジャーバンドを取り付けてみてください。
Applied Priceの欄に先ほどのインディケータのデータを設定し、OKを押します。
さらに多くのインディケータを取り付けたい場合は、同じサブウィンドウで同じ作業を行います。
他の指標でやってみたり、いろいろな設定をしてみたりすると、もっと面白くなりますので是非色々と試してみて下さい。
先ほど述べたように、メタトレーダーの他のものと同じように動作するので、難しいことは一切ありません。
だからこそ、多くの人がこのMT4というターミナルを気に入っていて、その機能性とシンプルさから最も人気のあるFXターミナルの一つとなっているのです。
2.複数のインジケーターを使用する理由
初心者の方は、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析のどちらが優れているのかとよく質問されますが、優れたテクニカルトレーダーはある程度ファンダメンタルズを考慮していますし、ファンダメンタルトレーダーは当然チャートを見てからエントリーします。
無知は至福かもしれませんが、FX取引を成功させる道ではないでしょう。
最高のトレーダーは、入手可能なすべての情報を検討し、それを使って自信を持って取引を実行します。
決して単一のインジケーターだけで決めているわけではなく、複数のインジケーターを組み合わせて使っている方が大半です。
成功しているトレーダーに、トレードをする前に何を見ているかと聞くと、「クラスター」という言葉が出てくるでしょう。
強い通貨を弱い通貨で勝負しようとするトレーダーや、あるレベルで価格がどう反応するかを待つプライスアクション・トレーダーなど、トレードに参加する理由がたくさんあるときに、より勝率の高いトレードが行われます。
ある値動きをする要因が複数ある時にそれを「クラスター」と呼びます。
インジケーターの複数使用は、一つのインジケーターを使用するよりもはるかに有効ではありますが、最強のFXインジケーターの組み合わせを見つけることは簡単な作業ではありません。
是非自分にあった最適なトレードを行うために、様々なインジケーターの組み合わせを試してみてください。
参考までに、億越えトレーダーの私がインジケーターを組み合わせるときの基本的な考え方と使用例を紹介させて頂きます。
3.複数のインジケーターの使用例
新人トレーダーが知らず知らずのうちに陥ってしまうのが、2つのリバーサルオシレーターなど、同じ種類の指標を組み合わせることです。
この方法だと複数のインジケーターを使用する効果が薄くなることが多いです。
同じ種類のインジケーターを組み合わせることを否定しているわけではありませんし、この特定のインジケーターの組み合わせを否定しているわけでもありませんが、この種の組み合わせが実際に優位性をもたらしているかどうかをよく見極める必要があります。
私は異なる2つのFXインジケーターの組み合わせを使用することが非常に良い戦略であると思っています。
例えば、RSIやストキャスティクスにボリンジャーバンドを組み合わせるのも非常に良い戦略です。
ボリンジャーバンドは人気のある指標で、トレンドフォローや反転、平均回帰などにも使える汎用性の高いものです。
具体的には価格がボリンジャーバンドにおける中央線に反転したときに、RSIでも買いのシグナルが出ていれば買うなどは非常に良い戦略です。
バンドの上限価格付近にははるかに多くのショート派が待機しているのは明らかで、バンドの上限近くでイグジットするのが良いでしょう。
バンドの上限近くでのロングエントリーの機会はありません。もちろん上部バンドの突破で抜けることもありますが、これは非常に限られたパターンです。
まとめ
複数インジケーターを一つのサブウィンドウに表示する方法やなぜ複数のインジケーターを使用することが良いのか解説させて頂きました。
最高のトレーダーは、入手可能なすべての情報を検討し、それを使って自信を持って取引を実行します。
決して単一のインジケーターだけで決めているわけではないです。
複数のインジケーターを組み合わせて使っている方が大半です。
是非自分でも様々なインジケーターを組み合わせ、最適なトレード手法をマスターしてください。
最後になりますが、新しい戦略を導入する際には、実際の資金を投入する前に、必ず良いデモチャートでテストするようにしてください。