FXはやってみたいけど「負けた時が心配」「損をしたり借金を背負う可能性があるのでは」と不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
国内の業者を利用したFXでは、入金した資金以上の損失を出した場合は、追加で資金を入金する必要があり、払えない場合は借金をすることになります。
しかし、海外FXで一般的になってきている「ゼロカット」というシステムを利用すれば、借金を背負うリスクはありません。
今回は、海外FX業者と国内FX業者の大きな違いのひとつでもある、このゼロカットシステムについて詳しく解説していきます。
この記事を読めば、入金額以上のリスクなしでFXが楽しめるようになるので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
1.FXには潜在的なリスクがある
「FXで借金を背負ってしまった」という話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
お金を増やすために始めたFXで、借金を作ってしまうなんて最悪ですよね。
しかし、数多くのトレーダーがFXが原因で「返済不可能なほどの借金」を抱えることになっているのが現状です。
FXには「口座残高以上の損失を出してしまう=借金を抱える可能性あり」という潜在的なリスクがあります。
(ゼロカットがある海外FXを利用すれば、借金を背負うリスクはありません。)
FXには、顧客の口座残高を守るために「口座残高が20%まで減少したら、強制ロスカットで口座残高がそれ以上減らないように守る」
「一定以上の損失が出ないように、あらかじめロスカットラインを入れておく」などの仕組みがあります。
こう聞くと、「FXで口座資金以上の損失を出すのは不可能なのでは?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
そこでここでは、なぜ強制ロスカット・ロスカットだけでは不十分なのかについて徹底解説していきたいと思います。
強制ロスカット・ロスカットだけでは不十分な理由
FXトレードでは、ほとんどのトレーダーが損切のためのロスカットラインを設定するため、ロスカットライン以上の損失は発生しません。
もし、ロスカットラインを設定していなくても、口座残高が0になる前に「証拠金維持率が〇%以下になったら、強制的にポジションを決済する。」という強制ロスカットが発動するため、借金が発生することはありません。
しかし、残念なことにロスカット・強制ロスカットが適用されるのは「FX業者の機能が通常通り稼働しているときだけ」です。
つまり、あまりにも相場が急激に変動した場合や、FX業者のサーバーに大きな負荷がかかっているときなどは、ロスカットが正常に執行されないことがあるというわけです。
このような時に口座残高以上の損失が発生し、借金を抱えるトレーダーが出てきてしまいます。
借金が発生してしまうかもしれないケースを具体的に見ていきましょう。
ケース1.相場の急な値動き
FXの相場では、アメリカ大統領や突然のテロ行為などの大事件が原因で、急な値動きをすることがあります。
このような相場では、普段の相場では考えられないほどの値動きを一瞬でするため、ロスカットが間に合わないことがほとんどです。
(ロスカット:損失が大きくならないように、小さな損失で取引を決済すること)
最も大きな被害を出したとして有名なスイスフランショックでは、スイスフラン相場がたった20分で38円以上も値下がりしてしまいました。
FXでは「10円以上の値下がりで借金を負う」と言われており、スイスフランショックでは国内のトレーダーだけで数十億円以上の借金が発生したと言われています。
スイスショックは非常に稀なケースですが、このような事態が起こった際は大きな損失が発生してしまうということを覚えておきましょう。
ケース2.週明けの窓開け
FXは平日しか取引をすることができないため、土日に取引をすることはできません。
しかし、土日の間にも世界情勢は変化するため、金曜日の最終レートと月曜日の開始レートで価格に違いが出てしまうことがあります。
このような場合では、上の例のように窓開けという現象が発生するため、大きなロスカットに合ってしまう可能性が高いです。
相場に自信がないときは土日をまたいでポジションを持つことは控えましょう。
*ワンポイント!窓を利用した取引手法にも注意!
実は月曜日の朝に開いた窓は、開いた窓を埋めるように相場が動く傾向があります。
この特徴を活かした取引手法を「窓トレード」といい、窓が埋まる方向にポジションを持つだけで良いので初心者でも実践しやすい取引手法です。
しかし、必ず窓が閉まるわけではないことには注意しておきましょう。
ケース3.FX会社のシステムダウン
このケースは非常にまれですが、FX会社のシステムダウンにより強制ロスカットが機能しないことがあります。
こうなるとやりたい操作が一切できなくなってしまうので、大きな値動きがあっても対応できません。
例えばリーマンショックの場合、取引ができない状態におかれてしまったために、損失が膨らむのを見ながら何もできずに1000万円以上損をした人もいました。
このようなリスクを回避するためには、信頼できるFX会社を選択することが大切です。
*注意!Wi-fiなどのシステム障害はシステムダウンではない!?
通信回線やパソコンなどに不具合が生じた場合は、システム障害の定義に該当しません。
業者側に過失がない場合は全て自己責任となってしまいます。
初心者の方は勘違いしてしまう方が多いですが、Wi-fiの不具合はFX業者の不具合ではないので注意が必要です。
他のアプリケーションを利用するなどしてWi-fiの不具合でないことを確認するようにしておきましょう。
追証とは
追証には、「優しい追証」と「借金追証」の2種類のタイプが存在します。
「優しい追証」は、既定の証拠金維持率を下回った場合に、ポジションを維持したかったら追加で入金してね。というものです。
「借金追証」は、口座残高を超える損失になった場合に、借金をしてでも支払ってね。というものです。
どちらの追証も、追証が発生したタイミングで「マイナスとなっている口座に追加証拠金=追証を入金してください。」というメールが来ます。
優しい追証であればあまり問題ではありませんが、借金追証は今後の人生を大きく狂わせてしまうかもしれない危険性を持っています。
そのため、自分がどちらの追証になっているのかは、絶対に把握しておくようにしましょう。
追証=借金扱いとなる
口座残高を超えてマイナスとなった金額については、FX業者が代わりに負担しています。
しかし、そのままではFX業者の負担になってしまうため、当然この損失分はトレーダーに請求されてしまいます。
FX会社は、トレーダーの個人情報やマイナンバーなどをすべて把握しているため、当然逃げることはできません。
期日までに一括返済ができない場合は、催促状、資産差し押さえ、裁判などの手段がとられ、絶対に資金を回収しようとします。
実際に、2015年1月15日のスイスフランショック相場変動時には、30億円を超えるロスカット等未収金(追証)が、合計1200件以上発生しました。
参照サイト:一般社団法人金融先物取引業協会モニタリング関連資料
スイスフランショックからも、追証の恐ろしさが良く分かりますね。
追証がある環境でトレードをしている方は、絶対に追証のリスクにさらされていることを忘れないようにしましょう。
そしてその潜在的なリスクを回避するために、海外FX業者で採用されているのが、次に解説していく“ゼロカットシステム”となります。
2.借金を背負う必要無し!ゼロカットシステムとは
ゼロカットシステムとは、海外FXで始まった顧客の資産を保護するためのサービスであり、「マイナスとなった口座残高を0にする仕組み」のことを言います。
そのため、ゼロカットシステムを導入している業者であれば、元手以上の損失を出してしまった場合でも、元手以上の損失をFX業者が代わりに支払ってくれます。
例)資金50万円で、80万円の損失を出してしまった場合
差額の30万円は、FX業者が代わりに支払ってくれます。
元手の50万円は失いますが、追加で30万円支払う必要はありません。
*国内FX業者はゼロカットシステムを導入していないため、差額30万円を追加で入金する必要があります。
(このような追加入金を、追証と言います)
こう聞くと「何か、デメリットが隠されているのではないか」と、不安になる方もいるのではないでしょうか。
しかし、心配はまったくありません。
なぜ、ここまで海外FX業者がするのかというと「トレーダーに、大きなポジションでどんどん取引をしてもらうため」と言われています。
FX業者の利益は「スプレッド(売りと買いの差額)」であるため、ポジションが大きくなればなるほど、FX業者の利益も大きくなります。
そのため、「FX取引でマイナス口座になって借金を背負ってしまったらどうしよう」とトレーダーが小さく取引をするよりも、大きいトレードをしてもらった方が利益になるというわけです。
つまり、このゼロカットシステムは、海外FX業者とトレーダーのWin-Winの仕組みなっているということです。
3.ゼロカットシステムの2個の注意点
大切な資金を守ることのできるゼロカットシステムですが、利用の前に絶対に知っておいて欲しい注意点が2つあります。
上記の注意点を把握していないと、何かあった際に思わぬ借金を背負ってしまうこともあるので、利用前には必ず確認しておきましょう。
注意点1.禁止事項に違反した場合、ゼロカットが適用されない
ゼロカットシステムはトレーダーの損失を業者が代わりに負担するため、業者側が圧倒的に不利になるようなトレードをした場合は適用されません。
業者側が圧倒的に不利なるとして禁止されているトレードには、以下のようなトレードがあります。
- 複数口座での両建て:同一のFX業者内で複数の口座を開き、同一の通貨ペアを売りと買いで保有すること。
- 異業者間の両建て:異なるFX業者で口座を開き、同一の通貨ペアを売りと買いで保有すること。
このようなトレードをした場合、事前告知なしでゼロカットが不適用になるため注意しておきましょう。
各FX業者のゼロカットの条件をまとめたので、参考にしてくださいね。
FX業者 | 同一口座での両建て | 複数口座での両建て | 異業者間での両建て |
---|---|---|---|
XM | 〇 | × | × |
Axiory | 〇 | 〇 | 〇 |
TitanFX | 〇 | △(*場合により適用外の可能性あり) | △(*場合により適用外の可能性あり) |
IForex | 〇 | × | × |
HotForex | 〇 | × | × |
FBS | 〇 | △(*場合により適用外の可能性あり) | 〇 |
Tradeview | 〇 | 〇 | 〇 |
LandFX | 〇 | × | × |
注意点2.ゼロカットの約束を反故にした業者が存在する
ゼロカットはトレーダーにとっては安心の制度ですが、過去に一度ゼロカットの約束を反故にしたFX業者があります。
それは、FXDDというFX業者です。
FXDDは、スイスフランショックにより「追証が発生しすぎたため」という理由により、ゼロカットの約束を反故にしました。
この時、FXDD以外のFX会社はゼロカットを適用しました。
(スイスフランショックでは、レバレッジの低い国内のFX業者だけでも、約34億円の追証が発生)
そのため、ゼロカットがあるからといって安易に口座を開設するのではなく、信頼のおけるFX業者であるかも確認したうえで口座を開設するようにしましょう。
4.ゼロカットシステムはどの業者で利用できるの?
「ゼロカットシステムがある業者でトレードをしていれば借金にはならなかった」
なんてことがあることを思うと、ゼロカットシステムが利用できるFX業者で取引したいですよね。
ゼロカットシステムが利用できると思っていて、実はゼロカットシステムに対応していない業者だった。。。
ということがないように、どの業者でゼロカットシステムが利用できるかを一緒に確認していきましょう。
国内FXはゼロカットシステムが利用できない
国内FX業者には以下のような法律があるため、ゼロカットシステムを利用することはできません。
(損失補填等の禁止)
有価証券売買取引等につき、自己又は第三者が当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
引用:e-Gov
この法律がある限り、今後も国内FXにゼロカットが導入されることはないでしょう。
そのため、「国内FX業者を利用する=借金を背負う可能性がある」と覚えておく必要があります。
海外FXでゼロカットシステムが利用できる業者はここ!
ゼロカットシステムが導入されている海外FXであれば、国内FXよりも安心して取引をすることができます。
しかし、どの海外FX業者でもゼロカットシステムが利用できるわけではありません。
ゼロカットシステムが利用できる有名海外FX業者を、以下にまとめてみました。
- XM
- Axiory
- TitanFX
- IForex
- HotForex
- FBS
- Tradeview
- LandFX
どれも優れた海外FX業者なので、安心して利用することができますよ。
5.ゼロカットを有効活用!ハイレバレッジで一攫千金
ここまで、ゼロカットの基本情報から注意点まで詳しく紹介してきました。
海外FXではハイレバレッジでトレードをすることができるため、ゼロカットとハイレバレッジを利用して10万円の資金を1,000万円にすることも可能です。
海外FXでは、通常1,000倍、業者によっては3,000倍のレバレッジをかけてトレードすることができます。
しかし、日本の国内FXの場合は、日本の法律に最大25倍以下のレバレッジという規制があるため、25倍以上のハイレバレッジを利用することができません。
レバレッジ | 利益 | |
---|---|---|
国内FX | 1~25倍 | 1倍~25倍 |
海外FX | 1倍~3,000倍 | 1倍~3,000倍 |
海外FXを利用すれば国内FXの100倍以上の利益を得られることが分かりますね。
それでは、ゼロカットとハイレバレッジを利用した具体的な手法を一緒に見ていきましょう。
手法2.重要なラインで逆張りをする
手法1.指標時にあらかじめポジションを持っておく
米雇用統計などの重要指標発表時は、ボラティリティが非常に高くなり、ひと方向に価格が動き続けることが多いです。
このような時に逆方向にポジションを持っていた場合、強制ロスカットになり元手以上の損失を被ることもあります。
しかし、相場が動いた方向にあらかじめポジションを持っていれば、たった数分で資金を数倍にすることも可能です。
ゼロカットシステムを利用して、損失を限定しておきながら資金を数倍に増やしていきましょう。
手法2.重要なラインで逆張りをする。
数カ月抜けていない安値などで逆張りをすると、非常に大きく儲けることが可能です。
数カ月抜けていないような価格帯には、多くのロスカットや新規の注文が集まっています。
そのため、その安値を抜けた場合は、一気に価格が動くため大きな損失を被ってしまうこともあります。
このような場合も、ゼロカットシステムを上手く利用して、最低限のリスクで大きく儲けていきましょう。
6.ゼロカットシステムが利用できる海外FX業者ならここがおすすめ!
ゼロカットが導入されている海外FXであれば、国内FXよりも安心して取引をすることができます。
しかし、「ゼロカットさえ導入されていればどのFX業者でもOK!」というわけではありません。
海外FXで業者を選ぶなら、「信用度」「サービスの充実度」「使いやすさ」の理由で以下の3つをおすすめします。
それでは順に見ていきましょう。
安心安全の海外FXなら「XM」
海外FXを始めてみたい!という方には、海外FXで最も有名なXMがおすすめです。
XMは非常に信頼度が高く、サービス内容も他に劣らない高水準を誇っています。
XMの特徴
- 日本人トレーダー口座開設NO.1
- ベストFXサービス提供会社賞を受賞(2019年3月)
- 入金なしで3,000円分の取引が可能
- 100%ボーナス(5万円まで)+20%ボーナス(45万円まで)等のボーナスが豊富
- 送金方法が豊富
- 888倍の高レバレッジ+追証無し
- 日本語サポートが手厚い
「海外FXは信用できないから、信頼できる海外FX業者でトレードをしたい」
「高レバレッジで追証無しのトレードがしたい」
このように考えている方におすすめの海外FX業者となります。
FX業者 | XM |
---|---|
レバレッジ | 888倍(追証無し) |
ドル円平均スプレッド | 1.3Pips |
約定力 | 99.70% |
スプレッド拡がりやすさ | ほとんどなし |
最低取引枚数 | 1.000枚 |
日本語サポート | ◎(日本語チャット有) |
バランスのとれたFX業者なら「Axiory」
バランスの取れた海外FX業者でトレードをしたい。と考えている人にはAxioryがおすすめです。
Axioryの「全通貨のスプレッドが平均より狭い」「スキャルピングに特化しているCtraderが利用できる」などの特徴は外せませんね!
【Ctraderとは】
Ctraderとは、MT4に並ぶ人気を誇るFXの取引システム。
MT4よりも手数料に特化しており、手数料が安い取引システムとして有名です。
Ctraderについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
Axioryの特徴
- 全通貨のスプレッドが平均より狭い
- スキャルピングに特化したCtraderも利用可能
- 入金なしで2,000円分の取引が可能
- 100%ボーナス(最大2万円まで)
- 最大レバレッジ500倍+追証無し
- 送金方法が豊富
- 手厚いサポート
全てのサービスが平均以上であるため、特にこだわりの無い初心者におすすめの海外FX業者です。
FX業者 | Axiory |
---|---|
レバレッジ | 500倍(追証無し) |
ドル円平均スプレッド | 0.90Pips |
約定力 | 99.99% |
スプレッド拡がりやすさ | ほとんどなし |
最低取引枚数 | 1.000枚 |
日本語サポート | ◎(日本語チャット有) |
低スプレッドなら「TitanFX」
「低スプレッド」、「追証無し」という環境でトレードをしたい方には、TitanFXがおすすめです。
TitanFXは「全ての口座において、スプレッドが業界最狭水準」でありながら、口座開設が非常に簡単であることが売りであると言えます。
TitanFXの特徴
- 全ての口座において、スプレッドが業界最高水準
- 業界最高水準の約定力
- 最大レバレッジ500倍+追証無し
- 送金方法が豊富
- 手厚いサポート
- 口座開設時に身分証明書必要無し
TitanFXの売りは、業界最安値のスプレッド。
約定力も業界最高水準となっているため、本格派の方におすすめの海外FX業者となります。
FX業者 | TitanFX |
---|---|
レバレッジ | 500倍(追証無し) |
ドル円平均スプレッド | 1.03Pips |
約定力 | 99.97% |
スプレッド拡がりやすさ | ほとんどなし |
最低取引枚数 | 1.000枚 |
日本語サポート | ◎(日本語チャット有) |
まとめ
今回は海外FXで利用できる「ゼロカット」というシステムをご紹介しました。
ゼロカットは、大切な資産を守ることができる便利なシステムです。
国内FXでは利用することができないため、ゼロカットを利用したい方は海外FXを利用するようにしましょう。
ゼロカットを上手に利用して、安全に資産を増やしてくださいね。