【初心者必見】海外FXにデメリットはあるの?実体験からデメリットを解説

FXノウハウ

海外FX口座のデメリットについてお調べですね。

SNS上では、海外FX口座 vs 国内FX口座の論争が繰り広げられていますが、どちらの方が優れているのでしょうか。

今回は、FX歴8年の筆者が「海外FXのデメリット」を赤裸々に告白します。

この記事を読めば、初心者がどちらの口座を利用するべきかが分かるようになるので、ぜひ参考にしてくださいね。

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1.【はじめに】海外FX口座とは

海外FX口座

海外FX口座とは、日本国内の法律に縛られていないFX口座のことです。

海外の企業が母体だとしても、日本に支社を置き国内の法律に従っていれば、国内FXという扱いを受けます。

そのため、一般的に言われている海外FXの特徴をざっくりまとめると、以下の定義になると言えるでしょう。

1.レバレッジ規制を受けていない

2.税金が雑所得で高い

3.日本企業ではないから胡散臭そう

【海外FXと国内FXの細かい違い】

  国内業者FX 海外業者FX
取引方式

OCT(DD)方式

【トレーダー→FX業者→インターバンク】

ノミ行為の可能性有

NDD方式(STP方式・ECN方式)

【トレーダー→インターバンク】

ノミ行為の可能性無し

レバレッジ 最大25倍 最大3,000倍
スプレッド 安い 少し高い
追証 あり なし
スワップ金利 普通 普通
入金方法 銀行振込
クイック入金
海外送金
クレジットカード
国際決済サービス
出金方法 銀行振込 海外送金
クレジットカード
国際決済サービス
ビットコイン
プリペイドカード
出金手数料 無料 有料
信託保全 義務化 義務化されていない
税金 申告分離課税 雑所得の総合課税

国内FX利用者からは、海外FX口座は、日本の法律に従っていないため危ない。とものすごく嫌われているのが実情です。

反対に、海外FX利用者は、国内FXは借金のリスクがあるから危ないと、嫌っている人が多いです。

今回は、海外FX口座のデメリットを赤裸々に告白しますので、それを踏まえたうえでどちらが良いか決めることをおすすめします。

2.海外FX口座のデメリットはたった2つ

海外FX業者のデメリットとして、「信頼性」や「手数料」「税金」などが挙げられます。

しかし、海外FX利用歴のある筆者が思う、海外FX口座のデメリットは以下の2つです。

信頼性に関して言うと、確かに詐欺的な業者もいますが、それ以外は基本的にクリーンな業者です。

どの国にも世界的に活躍している大企業はあり、その企業が日本企業じゃないから信頼できないというわけではないですよね。

日本の地銀は信頼できても、外国のゴールドマンサックスなどは信頼できない。などは非常に馬鹿げた考え方だと思っています。

そのため、筆者は海外FX業者でも歴史があり経歴がしっかりしていれば、安全な業者だと思っているので、デメリットからは除けています。

それでは、残り2つのデメリットを順番に見ていきましょう。

税金区分が不利

まず初めに税金面ですが、これだけは不利だと言わざるを得ません。

国内FX業者を利用していれば、所得税+住民税で20.315%しかかかりませんが、海外FXでは稼ぎ過ぎると最大で55%の税金がかかります。

海外FXの税金は累進課税なので、稼ぎが少ない時は国内FXよりも安いですが、稼ぎが多くなると圧倒的に税金が高くなります。

課税所得 所得税率 住民税率
195万円以下 5% 10%
195万円超~330万円以下 10% 10%
330万円超~695万円以下 20% 10%
695万円超~900万円以下 23% 10%
900万円超~1,800万円以下 33% 10%
1,800万円超~4,000万円以下 40% 10%
4,000万円超 45% 10%

所得が330万円以下であれば、国内FXよりも税金が安いことが分かりますね。

しかし、本業と合わせてしまうと、330万円以下の所得になる人はほとんどいないため、やはり海外FXの税金は高いと言えるでしょう。

そのため、税金面のことを考えると海外FXは利用するに値しないと言えます。

手数料(スプレッド)が高い

次に手数料ですが、海外FXは国内FXよりも手数料が高い場合がほとんどです。

国内FXの手数料(スプレッド)は非常に安く、海外FXはだいたい2~3倍程度の手数料がかかると考えれば問題ありません。

実際にスプレッドを比べたものが、以下の表になります。

  海外FX平均 国内FX平均
USDJPY 1.0 0.5
EURJPY 1.5 0.6
EURUSD 1.0 0.6
GBPUSD 1.7  1.5

単位:Pips

手数料が倍になるということは、それだけ利益が減ってしまうということなので、全く嬉しくありません。

しかし、手数料に関しては筆者はあまり気にしていません。

なぜかと言うと、FXはもともとかなり値幅が取れる取引手法なので、手数料が倍になってもあまり利益が減らないからです。

手数料

値幅が小さいと、それだけ手数料が占める割合が大きくなりますが、FXほど値幅があればあまり気になりません。

しかし、高いよりは安い方が良いので、手数料(スプレッド)は海外FXのデメリットだと言えるでしょう。

3.海外FX口座の特徴

ここまでは、海外FX口座のデメリットについて見てきましたが、次は海外FX口座の特徴について見ていきましょう。

海外FX口座の特徴を国内FX口座と比較することで、より海外FX口座と国内FX口座の違いを理解することができますよ。

一般的に言われている海外FXの特徴(メリット)を、国内口座と比較してみました。

  海外FX 国内FX
レバレッジ 最大3,000 最大25倍
借金のリスク なし あり
ボーナス 豊富 ほぼなし
取引ツール 非常に優れている 使いづらい
透明性 高い 低い

どれも大切な知識なので、この機会にしっかりと見ておきましょう。

最高3,000倍のハイレバレッジが利用可能

海外FXでは、最大で3,000倍までレバレッジを利用することができるため、少ない軍資金からでも稼ぐことが可能です。

国内FXは、最大でも25倍までしかレバレッジを利用することができないため、この違いは大きいと言えるでしょう。

  レバレッジ 利益
国内FX 1~25倍 1倍~25倍
海外FX 1倍~3,000倍 1倍~3,000倍

日本の国内FXの場合は、日本の法律に最大25倍以下のレバレッジという規制があるため、25倍以上のハイレバレッジを利用することができません。

初心者の方や軍資金が少ない方は、軍資金が貯まるまでは海外FXを利用した方が効率が良いと言えるでしょう。

軍資金が増えれば、税金面の事もありますし、小さいレバレッジでも十分に儲けることができるため、国内FXの方をおすすめします。

初めから数百万程度の軍資金がある方は、国内FXを利用してもいいかもしれませんね。

ゼロカットシステムで借金のリスク無し

そもそもゼロカットとは一体何?

海外FX業者の最大の特徴は、この「ゼロカット」というシステムだと言えます。

ゼロカットとは、元手以上の損失をFX業者が代わりに支払ってくれることであり、この制度があれば借金を背負うリスクはありません。

例)資金50万円で、80万円の損失を出してしまった場合

差額の30万円は、FX業者が代わりに支払ってくれます。

元手の50万円は失いますが、追加で30万円支払う必要はありません。

国内のFX業者はゼロカットシステムを導入していないため、差額30万円を追加で入金する必要があります。

このような追加入金を、追証と言います。

【追証のイメージ】

【追証のイメージ】

追加で入金を要求される「入金要求ライン=追証」ラインでは、口座残高以上の損失ではないため追加入金しなくても問題はありません。(ポジションは強制決済されます)

しかし、口座残高以上の損失が発生した場合は「絶対に入金」をしなくてはいけません。

そのため、追加で入金するだけの資金を持っていれば借金をする必要はありませんが、追加で入金するだけの資金がない場合は借金をしてでも入金する必要があります。

海外FXは「ゼロカット(追証なし)」を採用している

海外FXのほとんどの業者は「ゼロカット」を採用しています。

そのため、ゼロカットのある海外FXであれば、元手以上の損失を被った場合でも追証を払う必要がありません。

スイスフランショック時には、レバレッジの低い国内のFX業者だけでも、総額約34億円の追証が発生したと言われています。

ゼロカットがなかったために、個人で数千万円程度の借金を負ってしまった方も多くいました。

しかし、海外FXであればゼロカットが導入されているので、安心してFXを楽しむことができます。

【海外FXにゼロカットが導入されている理由】

海外FXにはなぜ「ゼロカット」が導入されているのはなぜでしょうか。

それは、海外FXが高い手数料(スプレッド)で利益を生み出しているからです。

トレーダーにFXから退場してもらうよりも、長くたくさんトレードをしてもらった方が利益が出るわけです。

そのため、海外FXはトレーダーの保護のためにゼロカットを導入しています。

国内FXはゼロカットが導入できない

日本には「FXなどの金融商品に対して損失を補填してはいけない」という法律があります。

(損失補填等の禁止)

有価証券売買取引等につき、自己又は第三者が当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為

引用:e-Gov

この法律がある限り、今後も国内FXにゼロカットが導入されることはないでしょう。

この法律は、証券などを販売する際の法律として成立したものですが、同じ金融商品ということでFXでも適用されることになっています。

海外では、ゼロカットを導入することで顧客を守っていますが、国内FXではゼロカットが利用できないため「レバレッジ」などのを制限することで顧客を保護しようとしています。

結果として「海外FXの方が便利」となってしまい、トレーダーの多くが海外FXに流れてしまっているのが現状です。

ボーナスが豊富!初心者が稼げる環境が整っている

海外FX業者では、口座を開設しただけで取引資金が貰える「口座開設ボーナス」や入金金額が倍になる「入金ボーナス」、取引をするたびに貰える「取引ボーナス」があります。

そのため、資金が少なく経験のない初心者でも、安心して勝てる環境が整っていると言えるでしょう。

その反面、国内FXでは「ボーナスが豊富」と言っても、数百万円の入金+数億円以上の取引でようやく2万円程度しかもらえません。

海外FXでは、数十万円分のボーナスを簡単にもらうことができるため、国内FXよりも優れていると言えます。

ボーナスについて詳しく知っていれば、よりお得にFXを始めることができるので、一緒に確認しておきましょう。

新規口座開設ボーナス

新規口座開設ボーナス

新規口座開設ボーナスは、3000円分のポイントを口座を開設するだけで貰えるお得なボーナスです。

このボーナスを使えば、入金なしでトレードを始めることができます。

貰ったボーナス自体を出金することはできませんが、ポイントを元手に稼いだ利益は出金可能です。

そのため、FXをやってみてから続けるか考えたいけど、お金を入金するのは嫌だ。という方は、まずこちらのボーナスで稼いでみてはいかがでしょうか。

入金ボーナス

入金ボーナス

100%初回入金ボーナスと追加入金ボーナスは、どちらも入金した金額によってプラスでポイントがもらえるボーナスです。

【100%初回入金ボーナス】

初めての入金に対して、入金した金額と同じ分のポイント(5万円まで)を貰えるボーナス。

例)5万円を初回に入金した場合

5万円(初回入金額)+5万円(ボーナス)=10万円が口座に振り込まれます。

【追加入金ボーナス】

5万円入金後、45万円までは入金額の20%がもらえるボーナス。

追加入金ボーナスでは20%がポイントで追加入金されるので、225万円入金することで上限の45万円分のボーナスを追加で貰うことが可能です。

ただし、これらのボーナスも新規口座開設ボーナス同様に、出金はできないので注意しましょう。

取引ボーナス(ロイヤルティボーナス)

取引ボーナス

取引ボーナス(ロイヤルティボーナス)は、1ロットの取引ごとに、一定のポイントが貰えるボーナスです。

ボーナス内容は取引期間に比例してグレードアップしていき、最大で1ロット20XMP(約700円相当)を受け取ることができます。

取引ボーナス(ロイヤルティボーナス)

トレードが上達してくれば、取引をする度に利益とロイヤルティポイントで口座残高を増やすことが可能です。

口座を保持+たまにトレードをしていれば、勝手にELITEのロイヤルティポイントが貰えるようになるので、ぜひ活用してみて下さいね。

世界標準取引ツール「MT4・MT5」が利用可能

海外FXでは、世界で最も利用されている取引プラットフォーム「MT4・MT5」を利用することが可能です。

MT4とMT5は、誰でもプロと同じような取引環境を構築することができるため、絶対に利用するべき取引プラットフォームだと言えます。

国内FXでは、国内FX業者ごとに独自の取引ツールを開発しているため、使い勝手が悪く全くおすすめできません。

日本人が日本語で表示されているから利用できるだけで、外国の方は絶対に利用できないだろうなと思うほど、使い勝手が悪いです。

また、会社ごとにツールが異なるため、利用業者を変えてしまうと設定を引き継ぐことはできません。

そのため、簡単に業者を変えることができないというデメリットがあります。

国内FXよりも透明性が高い

海外FXは、業界の中で最も透明性の高いシステム「NDD方式」を採用していることがほとんどです。

そのため、安心して取引をすることができます。

では、国内FXはどうかと言えば、国内FXは不正が可能な「DD方式」というシステムを採用しています。

そのため、FXでよく聞く「意図的に損切させられて、その後価格がすぐに上昇した」というようなことが起こることが多いです。

NDD方式とDD方式については説明が長くなるため、「NDD = 透明性が高い」「DD = 透明性が全くない」と考えていただければ問題ありません。

NDD方式とDD方式について詳しく知りたい方は、「NDD方式とDD方式の違い」についての記事をご覧ください。

3.初心者こそ海外FXを利用するべき

初心者こそ海外FXを利用するべき

ここまでは、海外FXのデメリットや特徴について詳しく見てきました。

海外FXには、税金面や手数料など、様々なデメリットがありますが、あなたはどう感じましたでしょうか。

筆者は、FXの最大の怖さは借金のリスクだと思っているので、借金のリスクが無い海外FXは非常に魅力的に感じます。

そのため、軍資金が少なく、FXが上手くない初心者の間は、海外FXのボーナスやゼロカットを利用して練習するべきだと考えています。

海外FXであれば、数万円の資金でも入金すれば倍になるため、数十万円分の軍資金になります。

また、レバレッジも高いため効率よく稼ぐことが可能です。

そして、借金のリスクもないため安心してFXを練習することができます。

このような条件を活かしてFXで稼ぎながら上達し、資金が増えれば国内FXに移行するのがおすすめです。

海外FXと国内FXはどちらが良いか。という議論が多いですが、どちらも一長一短ではないでしょうか。

どちらかだけを信頼するのではなく、その時々に合った業者を利用して、賢くFXを楽しみましょう。

4.初心者が利用するべき海外FX口座はここだ!

XM

初心者が海外FX業者を利用するのであれば、絶対にXMの利用をおすすめします。

XMは日本人の利用が最も多いFX業者ですし、なによりボーナスの豊富さとゼロカットが魅力です。

せっかくのFXで中堅の業者を利用するよりも、XMのような大きい業者を利用する方が良いでしょう。

また、XMであれば口座を開設するだけで取引資金が貰えるため、入金の必要なしでFXを楽しむことができます。

XMが気になる方のために、XMの基本情報を軽くまとめてみたので、ぜひ参考にしてくださいね。

XMの基本情報

XMは世界中の厳しい金融機関のライセンスを所持し、世界的に活躍している海外FX業者です。

本社は海外のセーシェル共和国というところにあり、そこを拠点に世界的に活動しているようです。

XMという会社がどのような会社なのか、法的な情報を分かりやすく以下にまとめてみました。

会社名 イギリス – Τrading Point of Financial Instruments UK ltd
キプロス – Τrading Point Holdings Ltd
オーストラリア – Trading Point Of Financial Instruments PIY Ltd
セーシェル – Τrading Point (Seychelles) Limited
会社設立日 2009年
本社オフィス F20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles(セーシェル共和国)
従業員数 200名程度
XMトレーディング Trading Pointの称号
所有ライセンス イギリス金融行動監視機構(FCA)
キプロス証券取引委員会(CySEC)
オーストラリア証券投資委員会(ASIC)
セーシェル金融庁(FSA)
顧客資金保管場所 一流金融機関バークレイズ銀行
対応言語数 日本語、英語、中国語、マレーシア語、ロシア語、韓国語、チベット語
フィリピン語、台湾語、タイ語、アラビア語、ヒンディー語、ヒンディー語
ギリシャ語、ハンガリー語、フランス語、ポーランド語、イタリア語、スウェーデン語
ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ダッチ、チェコ語

XMとは?|会社情報まとめ|

セーシェル共和国(セーシェルきょうわこく)

通称セーシェルは、アフリカ大陸から1,300kmほど離れたインド洋に浮かぶ115の島々からなる国家で、イギリス連邦加盟国である。首都はヴィクトリア。

引用:Wikipedia

「XMは無登録業者だから危ない」と言われていることもありますが、それはあくまでも国内ライセンスの話になります。

国内FX業者は、当然日本国内の金融ライセンスを持っていますが、反対に海外のライセンスはほとんど持っていません。

これは、海外の人からするとたった一国のライセンスしか持っていないことになるため、海外の人からすると「非常に怪しい業者」と感じられるかもしれません。

XMは日本の金融ライセンスを持っていませんが、海外の金融ライセンスを多数所持しています。

そのため、どの国の視点から見るかの違いを踏まえると、「XM=怪しい業者」ということはできないと言えるでしょう。

まとめ

今回は、海外FXのデメリットについて詳しく解説しました。

筆者は、海外FX・国内FXどちらも一長一短だと思っています。

必要以上に海外FXだけにこだわるのは危ないですが、ボーナスなどを利用して少額で取引する分には、かなり良いのではないでしょうか。

もしも、今からFXを始めようと思っている方がいれば、無料分だけでも利用してみることをおすすめします。

XMであれば口座を開設しただけで3,000円分のボーナスが貰えるため、安心してFXを始めることができますよ。

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