MT4は、2005年からトレーダーに提供されているトレーディングプラットフォームです。その5年後、MT5が登場しました。
MT5は、トレーダーが株式や先物取引に加えてFX取引を行うことができるマルチアセットのトレーディングプラットフォームです。
MT5はまだ前身のMetaQuotesを超えるには至っていませんが、MT4/MT5の開発者は、MT5はトレーディングソフトウェアにおける画期的なものだったと述べています。
この記事では、3つのインジケーターとその説明、そしてその仕組みをご紹介します。チャートに適切なツールや指標を使うことは、トレーディングの成功に不可欠です。
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１．インジケーターとは？
テクニカル指標は、主に過去の価格と出来高から得られる数学的な計算に基づいており、それが外国為替市場であれ、暗号資産や指数などの他の金融市場のCFDであれ、同じことが言えます。
そのテクニカル指標を様々な形でチャートに表示したものがインジケーターです。インジケーターは一般的に、トレンド指標、オシレーター、ボラティリティー、サポート/レジスタンスの4つのカテゴリーに分類されます。
トレーダーはテクニカル指標をいくつかの方法で使用します。
例えば、レンジトレーダーは、オシレーターを使って、ダイバージェンスシグナルや買われすぎ・売られすぎの状態から勢いを測ります。
一方、ブレイクアウト・トレーダーは、ボリンジャー・バンドを使ってボラティリティーに注目します。
では早速、無料で使えるのに便利すぎるMT4インジケーターを紹介していきます。
２．MACD
MACD（Moving Average Convergence Divergence）は、2本の指数移動平均（デフォルトの期間：26期間EMA／12期間EMA）の差を利用して算出されます。
MACDは、シグナルライン（MACD値のEMA（9期間EMAが一般的））とヒストグラムと一緒にプロットされ、2つのEMAの差として計算されるモメンタムを使用します。
３．キリ番を表示させる「ラウンドナンバーインジケーター」
110.00円や115.00円などのキリ番は、FXにおいて非常に重要な数字であり、客観的なサポートとレジスタンスのレベルとして機能します。
トレーダーは、このレベルをエントリーとイグジットのルールを設定する場所として使用します。ブレイクアウト戦略は、キリ番の周辺では人気のある売買シグナルです
「ラウンドナンバー・インジケータ」を使用すると、簡単にキリ番を把握することができ、時間を節約できます。
このインジケータでは、110.50円などの00だけでなく、50もキリ番として表示させることができます。
４．カラーレベルインジケーター
「カラーレベルインジケーター」は、チャートの左上にある選択タブから、長方形や水平方向のレベルを簡単に表示させることができます。
この機能により、トレーダーはメインのツールボックスを使用することなく、支持線や抵抗線を表示することができます。
また、トレーダーは自分の取引の好みに合わせて色の設定を自由に変更することができます。
まとめ
ここでは、私たちが日々の取引で使用しているMT4インジケーター3選を紹介させて頂きました。
これらの無料のMT4インジケーターのそれぞれは、自分の取引戦略に追加することができます。
取引を始めたばかりで、最適なMT４インジケーターをどこから学べばいいのかわからない場合、是非これらのインジケーターをまずは試してみてください。
最後になりますが、新しい戦略を導入する際には、実際の資金を投入する前に、必ず良いデモチャートでテストするようにしてください。
