【この記事のポイント】
日付が変わる際などプレッドが大きく開いた時に、証拠金が足りるか(ロスカット)不安になる方が多いです。
XMでは、そんな方のために、証拠金に関する計算を自動で行う計算システムを無料で提供してくれています。
この記事では、XMで取引するために必要な証拠金の額・強制ロスカットの仕組み・対策を学ぶことができます。
目次
1.必要証拠金って一体なに?
必要証拠金とは、FXでポジションを持つために必要な口座資金のことを言います。
必要証拠金の計算は非常に簡単で、通貨ペアの値段・レバレッジ・ロット数(取引単位)から計算することが可能です。
必要証拠金 = 通貨ペアの値段 × ロット数 × 取引単位 ÷ レバレッジ
取引単位は、業者・口座タイプによって変わりますが、XMでは以下のように設定されています。
スタンダード口座・ゼロ口座 | 1ロット=100,000(10万)通貨 |
---|---|
マイクロ口座 | 1ロット=10,000(1万)通貨 |
そのため、XMのスタンダート口座でドル円を1ロット取引するために必要な証拠金は以下のように計算することが可能です。
必要証拠金 = 100円 × 1ロット × 10万通貨 ÷ 888倍
必要証拠金 = 11,261円
XM スタンダード口座で1ロットに必要な証拠金
銘柄 | レバレッジ | 証拠金 |
---|---|---|
EURUSD | 888倍 | 13,900円 |
GBPUSD | 888倍 | 15,600円 |
USDJPY | 888倍 | 11,261円 |
XM ゼロ口座で1ロットに必要な証拠金
銘柄 | レバレッジ | 証拠金 |
---|---|---|
EURUSD | 500倍 | 24,700円 |
GBPUSD | 500倍 | 27,700円 |
USDJPY | 500倍 | 20,000円 |
XM マイクロ口座で1ロットに必要な証拠金
銘柄 | レバレッジ | 証拠金 |
---|---|---|
EURUSD | 888倍 | 140円 |
GBPUSD | 888倍 | 160円 |
USDJPY | 888倍 | 120円 |
※為替レートによって証拠金の数値は変動します。(上記値は一般的な数値を利用して計算しています。例:ドル円=100円など)
2.XMの必要証拠金が計算できる計算機ツール
XMでは、証拠金計算ツールを提供しているため、自分で計算せずとも簡単に必要証拠金を求めることが可能です。
まず初めに、XMが提供している証拠金計算ツールのページにアクセスしましょう。
①口座の基本通貨 | 例)JPY |
---|---|
②通貨ペア | 例)USDJPY |
③口座タイプ | 例)スタンダード(1ロット=100,000通貨) |
④ロット数量 | 例)1 |
⑤レバレッジ | 例)888倍 |
証拠金計算ツールは上記のように設定されているため、一つずつ項目を埋めていきます。
項目を埋めた後は、計算するをクリックすると、自動で証拠金を計算してくれますよ。
3.ロスカットと証拠金維持率の関係
それでは最初に、「ロスカット」と「証拠金維持率」の関係性を説明します。
FXでは証拠金維持率が一定以下になると強制的にポジションが決済されます。
この強制的に決済されることを「強制ロスカット」といいます。
ロスカットは自分で損切りをするときにも使いますが、このページでは強制的にロスカットされる水準などについて説明しています。
そのため、ロスカットと記載している場合は強制ロスカットのことと理解してください。
ロスカットが起こるのには、保有しているポジションの含み損益が関係します。
これは持っているお金に対して保有するポジションの評価額が下がることで、証拠金維持率が低下するということです。
「証拠金維持率」は以下の計算式で算出することができます。
<証拠金維持率の計算式>
証拠金維持率= 有効証拠金(口座内資金 + 含み損益) ÷ 必要証拠金(レート × 取引数量 ÷ レバレッジ) × 100
証拠金維持率というのは、簡単に言えば「取引をしているポジションの総額に対して、いくら自分がお金を持っているのか」という割合の数字です。
例)2万円を入金して、1万円分のドル円ポジションを持った場合
証拠金維持率=200%です。
有効証拠金2万円÷必要証拠金1万円×100=証拠金維持率200%
次に、証拠金維持率が何パーセントになったらロスカットされてしまうのかを見ていきましょう。
4.意外と知られていない両建ての必要証拠金
FXをしていると、せっかく持ったポジションがロスカットされそう。。。
この下げにさえ耐えられたら勝てるのに。。。ということは多いですよね。
そんな時に役立つのが両建てですが、損失を出してしまっている時は「余剰証拠金」がほとんどない場合が多いため、両建てできない。と勘違いしている方は意外と多いです。
しかしXMでは、FXとゴールド、シルバーに限って、取引数量が同じであれば両建てをしたとしても、その両建てポジションにおける必要証拠金の証拠金は0になります。
そのため、ここぞという時には、証拠金無しでポジションを持ち、さらに他の通貨ペアのポジションを持つことさえ可能です。
(どちらかの取引数量が大きい場合は、数量が多い方の証拠金が必要)
ただし、ゴールドとシルバー以外のCFD商品においては、両建てポジションのうちの片方の証拠金が必要となることに注意しておきましょう。
5.XMのロスカットレベルは驚異の20%
XMではロスカットレベルを20%と設定していますが、これは他の海外FX業者と比べても非常に低い水準だと言えます。
ちなみに国内FX業者の平均は50%~100%なので、その数字の低さがどれだけのものかがよく分かるでしょう。
ロスカットされるまでの証拠金維持率の水準が低いということは、その分長くポジションを持っていられるというメリットがあります。
これはFX取引をおこなう上で非常に重要なポイントです。
たとえばロスカットレベル20%のXMと、ロスカットレベル100%の国内業者を比べてみた場合、どちらがよりレートの変動に長く耐えられるかは一目瞭然です。
特定の通貨ペアの中にはボラティリティが高く、一瞬で大きなレート変動を起こす銘柄もたくさんあります。
このとき、その一瞬でもレートがロスカット水準に触れてしまえばポジションが決済されてしまうのですが、XMならこうしたケースにおいてもロスカットをされずに済むわけです。
実際、FX取引ではロスカットぎりぎりまで価格が下がったあとに、レートが回復するということが多々あります。
こうした経験をしたことがあるトレーダーであれば、ロスカットレベルは低ければ低いほどありがたいということが分かるのではないでしょうか。
そのため、これからFX取引をおこなおうとしている方であれば、XMのようにロスカット水準が低い業者を選んでもらいたいと思います。
6.ロスカットと証拠金維持率にはレバレッジも関係する
ここまでは「XMのロスカットレベルは20%、証拠金維持率が低くても取引が可能で非常に有利」という話をしてきました。
しかし、この証拠金維持率にはもうひとつ「レバレッジ」というポイントがあります。
【レバレッジ】
少ない資金で大きな金額の取引を可能にすること。
レバレッジは、「自分の持っているお金×レバレッジの数字」だけ取引ができるということになります。
ちなみに国内FX業者の場合、レバレッジの最大倍率は25倍と法的に決まっています。
しかし海外FX業者であればこの縛りがないため、最大で3,000倍以上のレバレッジを利用することが可能です。
参考例として10万円を入金して、ドル円レート110円だったときのXM・国内業者の証拠金維持率と必要証拠金を計算してみましょう。
<証拠金維持率の計算式>
証拠金維持率= 有効証拠金(口座内資金 + 含み損益) ÷ 必要証拠金(レート × 取引数量 ÷ レバレッジ) × 100
- XMの場合
証拠金維持率807%=有効証拠金10万円÷必要証拠金12,387円(110円×10万通貨/1LOT÷888倍)×100 - 国内業者の場合
証拠金維持率227%=有効証拠金10万円÷必要証拠金44,000円(110円×1万通貨/1LOT÷25倍)×100※XMはスタンダード口座1ロット10万通貨を基準、国内業者は平均1ロット1万通貨を基準としています
ご覧のようにXMであれば同じだけの資金を口座に入れたとしても、国内業者より10倍も多い取引量を保有しながら、30%以下の必要証拠金で済むことが分かりますね。
しかも証拠金維持率の高さも3倍以上ですから、XMを利用した方がお得ということも分かります。
レバレッジが高ければ高いほど必要証拠金は少なくて済むようになるため、レバレッジは大きい方が良いと言えるでしょう。
7.ロスカットレベルは低い方がいいの?
ロスカットレベル20%、最大レバレッジ888倍という特徴を持つXMですが、このロスカットレベルというのは低い方がいいのでしょうか。
先ほども触れたとおり、ロスカットレベルが低いことのメリットは長くポジションが持てるという部分です。
しかし、その分ロスカットされたあとの残金が少なくなるというデメリットも抱えています。
これは口座に保有する資産ぎりぎりまで証拠金として扱うためですが、XMの場合ロスカットが発生した時点でほとんどの有効証拠金がなくなることが多いです。
例)口座資金10万円で1Lotを持っていた場合
証拠金維持率20%
=有効証拠金2,476円(口座内資金10万円+含み損益マイナス97,524円)÷必要証拠金12,387円(110円×10万通貨/1LOT÷888倍)×100
証拠金維持率が20%に達するということは、有効証拠金が2,476円にまで落ち込むということです。
このロスカット後の残高の少なさというのが、ロスカットレベルが低いことによるデメリットと言えるでしょう。
そのため、このような状態になってしまう前に自分で損切りをする必要があります。
XMのロスカットレベルは20%ですが、その前段階で自分なりの損切りパーセンテージを決めておくというのは、海外FX業者を利用する上での鉄則ですので覚えておきましょう。
8.各FX業者のロスカットレベル一覧
こちらでは、XMを含めた海外FX業者各社のロスカットレベルと最大レバレッジを表にしてまとめました。
海外FX業者 | ロスカットレベル | 最大レバレッジ |
XM | 20%以下 | 888倍 |
---|---|---|
Axiory | 20%以下 | 400倍 |
FBS | 20%以下 | 3000倍 |
LAND-FX | 30%以下 | 500倍 |
iFOREX | 0% | 400倍 |
TitanFX | 20%以下 | 500倍 |
IronFX | 20% | 400倍 |
GEMFOREX | 20% | 1000倍 |
こちらが各社のロスカットレベルと最大レバレッジの比較表です。
ロスカットレベルと最大レバレッジのバランスがいいのはXM, GEMFOREXであることが分かりますね。
FBSの場合は業界トップクラスの3000倍レバレッジというのが持ち味でもありますが、レバレッジは高すぎると価格変動の際の必要証拠金幅も大きくなるため、あまり初心者向きとは言えません。
また、ロスカットレベル0%という異例の数値を設定しているのが老舗FXブローカーのiFOREXですが、ややレバレッジが低いため資金が少ないトレーダーにとっては少々心もとないといった印象があります。
9.XMでは追証が発生しない
証拠金維持率が低くても取引が可能となるXMには、追証が発生しないというポイントがあります。
これをゼロカットと呼ぶのですが、XMでは入金した金額以上の損失はXM側が補填することになっています。
つまり、いくら大きな取引をおこなって残高がマイナスになっても、ユーザー側は一切お金を追加入金しなくていいということです。
このゼロカットというのは国内FX業者にはないシステムとなっています。
よく「FXで借金まみれになってしまった」という噂を聞くことがあるかもしれませんが、海外FXではこのようなリスクはありません。
XMのようにゼロカットシステムが採用されている海外業者を選べば、追証による借金リスクというのは確実に回避することができます。
これは「一発の大きな取引を成功するだけで、多額の利益を生むことができる」+「大きなリスクをとっても借金のリスクはない」ということです。
次は、XMならではの特徴を活かしたトレード方法を次にご紹介していきたいと思います。
10.XMのロスカットを活かしたトレード方法
ここまでご紹介してきたロスカットレベル20%、最大レバレッジ888倍、追証なしのゼロカットという特徴を合わせて考えると、XMでは以下のような取引方法が可能といえます。
これらの方法を知っているだけで、取引に大きな幅を作ることができるので、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは1つずつ見ていきましょう。
一発逆転を狙った大勝負が可能
1つ目は、一発逆転を狙った大勝負をする方法になります。
XMでは追証の発生がないため、どれだけハイレバレッジの取引をおこなって失敗しても絶対に借金を作りません。
つまり、国内業者では出来なかったような「トレンド発生時での一点張り」が可能となります。
たとえば為替レートが大きく動きそうな経済発表がされる少し前に、自分が予想する方向に向けて資産の全額を一点張りエントリーをしたとしましょう。
このとき、成功すれば投資した資金の数倍以上の大金がゲットできます。
そして、予想に失敗したとしてもマイナスは入金した金額分だけです。
FX取引はギャンブルではありませんが、XMでならこうした取引もすることができます。
少額の資産から堅実に稼ぎを積み重ねる
2つ目の方法は、少額の資産から堅実に稼ぎを積み重ねる方法になります。
XMはレバレッジが高くロスカットレベルが低いため、少額の資産でもコツコツと利益を増やしていくことが可能です。
そのため、これからFXにチャレンジをしようとするビギナートレーダーにとっても最適な環境が整っています。
ちなみに数万円単位の投資金額で開始する場合は、1ロットの単位が1000通貨となるマイクロ口座がおすすめです。
マイクロ口座というのは単純にスタンダード口座よりも基本の取引量が少ないため、数千円程度の証拠金でトレードをすることができます。
まずはマイクロ口座で取引の仕方を覚え、その後スタンダード口座を開設するというのもひとつの方法ですので、ぜひ覚えておいてください。
なお、XMではひとりにつき8つまで口座を開設することが可能です。
【XMボーナス一覧】
1.新規口座開設ボーナス
これからFXを始めてみようかな。と考えている初心者向けのボーナス。
入金不要で始められるため、とりあえずFXをやってみたい!という方におすすめ。
2.入金ボーナス
FXが上達してき始めた中級者向けのボーナス。
入金資金を倍にしてくれるため、大きな資金で取引をすることが可能になります。
3.取引ボーナス(ロイヤルティポイント)
安定して利益が出せるようになり、取引回数が増えてきた上級者向けのボーナス。
取引するたびに700円程度(1lotの取引当たり)のポイントが貰えるため、取引すればするほど証拠金が増えていきます。
新規口座開設ボーナス
新規口座開設ボーナスは、3000円分のポイントを口座を開設するだけで貰えるお得なボーナスです。
このボーナスを使えば、入金なしでトレードを始めることができます。
貰ったボーナス自体を出金することはできませんが、ポイントを元手に稼いだ利益は出金可能です。
そのため、FXをやってみてから続けるか考えたいけど、お金を入金するのは嫌だ。という方は、まずこちらのボーナスで稼いでみてはいかがでしょうか。
入金ボーナス
100%初回入金ボーナスと追加入金ボーナスは、どちらも入金した金額によってプラスでポイントがもらえるボーナスです。
【100%初回入金ボーナス】
初めての入金に対して、入金した金額と同じ分のポイント(5万円まで)を貰えるボーナス。
例)5万円を初回に入金した場合
5万円(初回入金額)+5万円(ボーナス)=10万円が口座に振り込まれます。
【追加入金ボーナス】
5万円入金後、45万円までは入金額の20%がもらえるボーナス。
追加入金ボーナスでは20%がポイントで追加入金されるので、225万円入金することで上限の45万円分のボーナスを追加で貰うことが可能です。
ただし、これらのボーナスも新規口座開設ボーナス同様に、出金はできないので注意しましょう。
取引ボーナス(ロイヤルティボーナス)
取引ボーナス(ロイヤルティボーナス)は、1ロットの取引ごとに、一定のポイントが貰えるボーナスです。
ボーナス内容は取引期間に比例してグレードアップしていき、最大で1ロット20XMP(約700円相当)を受け取ることができます。
トレードが上達してくれば、取引をする度に利益とロイヤルティポイントで口座残高を増やすことが可能です。
口座を保持+たまにトレードをしていれば、勝手にELITEのロイヤルティポイントが貰えるようになるので、ぜひ活用してみて下さいね。
まとめ
XMのロスカットレベルと証拠金維持率についてご紹介してきました。
XMは少ない証拠金でも多額の取引が可能な海外FX業者です。
また、保有する証拠金ぎりぎりまでポジションを持っていられるので、不要なロスカットで資金をなくすということもありません。
一発で大金を狙いたい人もコツコツ稼ぎたい人も、ぜひXMを利用してみてくださいね。